こんにちは、西川マリオです。長年ネットワーク業界で働き、その知識をもとに世界を繋ぐテクノロジー情報を提供することが私の目指すところです。今日は、ドコモ光からNURO光に乗り換える際のデメリットについてお話ししましょう。
1.制限された提供エリア
まず、NURO光は提供エリアが大都市圏に限られています。東京都内に住んでいても、地域によってはNURO光の導入が難しいケースもあります。これは、インフラ整備や物理的な配線の制約に由来するもので、自宅のエリアで提供されているかどうか、事前に確認が必要です。
2.マンションプランの対応
このパートは特にタワーマンションに住んでいる方々に当てはまります。NURO光は、マンションプランに対応している物件が少ないのです。住んでいる建物がNURO光に対応していない場合、選択肢から外れる可能性が高まります。
3.開通までの時間
NURO光を申し込むと、その申込みから開通まで最大2ヶ月以上かかることがあります。これは、新たな光ファイバーネットワークの設置など、開通のための手続きに時間がかかるためです。覚悟して乗り換えのスケジュールを組むべきでしょう。
4.ドコモのスマホとのセット割引
ドコモ光にはドコモのスマホユーザーに対するセット割引があります。しかし、NURO光に乗り換えると、この割引が適用されなくなります。スマホとのセットでお得にインターネットを利用している方にとっては、負担が増える可能性があります。
5.中途解約の違約金
契約更新月以外にドコモ光を解約すると、プランによっては違約金が発生します。最大で14,300円かかることもあります。乗り換えを検討している方は、このポイントも考慮に入れてください。
以上です。技術進歩とともに私たちの生活が変わるように、時にはインターネット提供者を変えることも必要かもしれません。しかしその一方で、適切な判断にはしっかりとした情報が必要です。この記事が、ドコモ光からNURO光への乗り換えを検討中の皆様の一助になればと思います。
